でも、人と会うことが多い営業や接客業なら、かえってプラスに働くのではと、私は思います。
大人になって、安くない費用を支払い、歯科矯正をするということは、健康や美に対する意識の高い人だということのアピールにもなるからです。
欧米の価値観では、歯科矯正治療をしていることを隠すことは、まずないといいます。
むしろ、知力、生活力が高いことの印とも考えられています。
最近は日本にも、このような価値観をもつ人が増えてきているのを感じます。
見えない矯正ではありませんが、目立たない矯正々というのもありますので、ここで紹介しておきます。
目立たない矯正は、歯の表側に装置をつける通常の歯科矯正治療ですが、歯面につけるブラケットの素材を金属ではなく、プラスチック、セラミック、ジルコニアなど、いくらか目立たなくするという方法です。
けれども、これらも素材の性質によるデメリットはあります。
プラスチックは、素材として軟らかいため、たわみやひずみが起こりやすく、着色しやすいところが欠点。
セラミックは、硬い素材ですが、割れやすいため、金属にくらべて強度不足のところがあります。
さらに、硬いため、周囲の歯にブラケットがあたると歯を痛めてしまうところも難点です。
例えば、下の前歯につけたセラミックのブラケットが、上の前歯の裏側にあたって、歯を傷つけてしまうこともあります。
ジルコニアは、近年、歯科治療材料として注目されてきた耐熱性セラミック材料です。
透明で目立たず、強度的にも問題はなく、費用もセラミックと同程度です。
新たなブラケット素材として、今後、需要が増えていく素材です。
今のところ、素材的には金属のブラケットが強度も十分で、ゆがみやたわみもありません。
精度からいっても、金属のブラケットを使って表側(外側)から治療するのが最も精度の高い方法です。
ただし、矯正装置が見えるのがイヤでなければですが。
「治療期間を短縮し、通院回数を少なくできる」とうたった矯正治療を最近よく見かけます。
うたっている治療法には、いくつかあります。
いずれも、海外で欧米人用に開発された既製の器具による治療法です。
通院回数が減って、やさしい力で歯の移動ができるため、痛みが少ないことを利点としてあげています。
既製の器具を使うため、歯科医師が細かく調整する必要がなく、器具の性能で歯が動いてくれるというわけです。
それで、通院回数が減るとうたっているのです。
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